2016年11月1日火曜日

(13)アメリカ西海岸ミッドセンチュリーハウス見学ツアー vol.2

フレイハウスⅡをお送りする予定でしたが、時系列的にお泊りしたパームスプリングスの方が先なので、こちらを1話挟みます。。

この旅の最大の目的でもあるパームスプリングスのお家への潜入。モデルハウスに活かそうと当時のコンセプトを探ろうというわけ。

パームスプリングスハウスの歴史や説明は、こちらをご覧ください。
http://www.midcenturyhouse.jp/palm-springs-house


こちらは1950年代に建てられたお家。平屋で緩やかな勾配の屋根に対して、その倍ほどの高さのヤシの木との高低差が印象的です。



エントランスから心地良く感じる仕掛けがあります。ルーバーの陰影がストライプの模様になって、アクセントに。程よく日差しを遮ってくれます。
 家までのこの通路で気持ちの切り替えができそう。

エントランスからリビングまではまっすぐに空間がつながっています。中の空間を挟んで屋外が見えることで、抜けがとても気持ちよかったです。

リビングの角は2方向からのガラスになっていて、ここにも風通しや視線の抜けがあり、空間が広く感じます。


こちらはキッチン。ハイサイドからの光で明るく気持ちがいい空間でした。映っていませんが、シンクは壁付けタイプ。
アイランドテーブルにオーブンとレンジが組み込まれていました。
ベッドルームへの廊下は閉鎖感がないよう、物置の扉が鏡になっています。ちなみにこの物置に洗濯機と乾燥機が入っていて、洗面所には洗濯機は置いてありません。
洗濯機がないせいか、家事感がなくさわやかな洗面所です。

各ベッドルーム。

表に面した部屋の前にはスクリーンブロックが効果的に使われています。

家はプールに面してL字になっていて、
水面がひさしの裏側にゆらゆら映って、眺めていると癒されます。

反対側のパティオスペースにはBBQコンロ(堪能しました)。そこからもプールが見えます。

家の各所に抜けがあって、見え方は違いますが昔のお家のように風通しがよく、季節や天候、外の感じられる自然に寄り添った空間でした。

平らな屋根、深いひさし、開口、断熱、素材。。。
日本で実現するには工夫が必要、との設計士の見解でしたが、工夫をすれば実現できる!ということ。こんな自然を感じられる豊かな家を目指そうと、期待が膨らみます!!

この後、パームスプリングスの街を探索(写真を2百枚ほど撮り)し、次回ブログは、ミッドセンチュリーの有名な建築家アルバート・フレイの家を見学に行った内容です。


MID CENTURY HOUSE [ミッドセンチュリーハウス]
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