2017年4月30日日曜日

(37)現場ブログ コンクリート打設(1回目)

前回、整地と鉄筋工事の様子をお伝えしましたが、その続きです。

全ての配筋が終わり、配筋を見つめること5分くらい。


 ただのチェック柄に見えていた配筋が、急に「ん?」見えてきた。

これって、、部屋の仕切りじゃん。気づかなかった(笑
基礎あるあるですが、床だけ区切られると狭く見えます。


次の工程は深く掘った部分の基礎のコンクリート打設の予定です。
っとこのタイミングで打設2日前に、一晩大雨が降ってしまい
(天気予報では台風並みと伝えられていた)、翌日見に行ってみると。

案の定、見事にため池状態。

地面との縁切りシートも手伝って、ほとんど水がはけていない状態です。
設計士の高橋さんに確認したら、あまりよろしくないとのことでした。
生コン状態の水分量が違ってくると強度に影響するそうです。

翌日、工務店さんがポンプを用意してくれ、どんどん排水。


なかなかな量が出てくるので、ついでに掘り出した竹の根っこの泥落としに再利用!
一石二鳥の名案かと思いきや、、あまり効果なしでした。やはり竹は強敵です。


翌日、コンクリート打設開始。

まずは深基礎部分からドボドボ、、、コンクリートがでてくるホースがゾウの鼻みたい(笑)
まぢかで見るのは初めてだから、すごい面白いですね。

まだ水が残っていたので、最後はサバーっと生コンで押し出し。

表面を均して、最後はトンボ(これも見たの学校以来)でスーっと。
気持ちいくらいきれいになるもんだなー、と感心。

南側半分完了です。


そして、、ビンテージ家具のパームスプリングスと共有の、フェイスブックも始まりました!
定点カメラで撮った画像を公開中です。



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2017年4月26日水曜日

(36)夢のアイクラーホームの立体的な特徴(構造)

それにしてもたどり着いた先がマイノリティーすぎて、自分たちらしい選択だな、とつくづく思います(笑)。これに付き合ってくれる設計士と工務店が居てくれたのも、奇跡的かもしれませんね。

ちょっと見た目と考え方が違うだけで、こんなにも生活が変わる(想像)のを目指しています。

間取りが先行しましたが、構造の話をしないとアイクラーの特長の話の次へ進めないことに気が付きました。

お家の構造は軸組在来工法。アメリカのミッドセンチュリーのアイクラーホームですが、日本の伝統的な工法で建てます。軸組工法はアメリカでいうポストアンドビームとなります。
分かりやすく言うと柱と梁と筋交いで建てるので、風通しのいい昔ながらのお家で、ミッドセンチュリーモダンのアメリカンのお家です。


なんといっても、アイクラーの構造的特徴は梁!
屋根を支えているのが見て取れるダイナミックなデザインです。




屋根は地面に対してフラット。もしくは、緩やかな傾斜。
平屋で屋根が平らなので建物の高さがなく、
周囲の樹木が屋根より高い位置になることで、
自然に抱かれているような大らかさがあります。

断熱大丈夫か?と思うくらい薄い屋根も特徴。

そしてミッドセンチュリーのお家の特徴といえば、大きな開口部。
インサイドアウトサイド(中外が曖昧な)で、いつでも自然を身近に感じられる
開放的な作りです。ただ全部が全部開口、というわけではなく、
開けるところと閉めるところはハッキリしています。



床のレベルは地面とほぼ一緒。
上がらないことが、地面との一体感を出します。
基礎からの立ち上がりを考えなければ実現は難しそうな部分です。




構造が直接アイクラーホームの特徴として捉えられていることも多くありますので、
しっかりと押さえてプランニングしたいと思います。



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2017年4月24日月曜日

(35)現場ブログ 基礎のための整地~配筋

前回から今日までの現場報告です。地中の竹の根っこと、天気に左右されながらも、現場は着々と進んでいます。


傾斜側の深基礎部分の深さ140cmくらいの穴。
ユンボで数時間でこんな感じになりました。地下迷路とか作れそう(笑

立ち枯れしている木を切るため、ロープを結んで、
この後チェーンソーで伐採したり。

お家の基礎は、2回に分けて打設します。深基礎の部分が1回目。
深基礎の上とレベルを合わせて平坦な部分を2回目で基礎を作ります。


そうこうしているうちに、鉄筋到着!


次の日見に行ったら、シートが敷かれて、
今までヒモや削った地面を見て認識していた広さが、
完全に目視できる感じになりました。

配管のパイプも準備されています。


鉄筋屋さん仕事も早いのですが、タケノコ(隣から)堀りも早い!(笑
どんどん生えてくるので、ありがたいです。
通算50本くらいは取ったのに、地面にはちらほら頭が見え隠れ。
来年からどうしよう(困

配筋検査は木曜日。その日にコンクリート1回目打設です。


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2017年4月7日金曜日

(34)現場ブログ 地盤調査~基礎のための整地

今日は現場の報告です。地盤調査の結果「可もなく不可もなく」という結果を踏まえ、杭打ちの検討がされました。

地盤の状況って、土地を購入するときに大事な情報と思うのですが、実は買ってからしか調査はさせてもらえない、というのが通例だそうで、、よく判らないのに土地を買う。という大胆不敵な通例に準じて進めて、ここでやっと結果となりました。

極めつけは、そんなわからない状態で、見積もりが出て、そしてローンが通るということ。驚きです!(みなさんスゴイなと)


さて検討の結果、杭打ちはなしになり、その代り基礎の打ち方が変更となりました。

土地の形状は長方形。南側半分くらいから傾斜が始まるので、傾斜側の基礎を深く打つのですが、、傾斜側の基礎の比重が高かったため、コンクリートの重さを軽くしつつ、がけ条例をクリアする。ということです。

打ち方を変えたことで、家半分くらいの大きさの床下収納ができることになりました。ちょっと収納系が少なかったので、結果オーライです!



現場はというと、とっても地味な変化なのですが、仮設電気が現場の隅に付き、
仮設トイレも出現です。工事現場らしくなって来ました。


現在、基礎のためのグランドライン(GL)を出しています。
GLは少し下げる予定なので、土を削っているのですが、、、、

ここで、去年散々悩まされたアレにまた悩まされることになりました。

そう、、竹です竹。今度は竹の根っこ。

竹の切り株を掘ると、下に50cmくらいの土を巻き込みながら、根っこが塊(重くて動かせないくらいなので20kgくらいあるかな)で出てきます。こりゃ処理処分にまた悩まされそうな状況です。。

さらに、私見てしまいました。タケノコが根から生えてくる個所を。わずか40cmほどの間隔で生えてきています。こうやって静かに地面から生えるタイミングを計っているかと思うと、、、毎年春が怖くなりそうです(泣)

あ、あと定点カメラも付けました。コマ送りの動画もそのうちアップしたいと思います!


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2017年4月1日土曜日

(33)夢のアイクラーホームの間取りの特徴

アイクラーホームを再現しよう!というからには、なにがアイクラーホームなのか。を、まずは間取りから特長を拾い出して、プランニングに活かそうと思います。

アトリウム(中庭)の次に、、玄関からアトリウムを挟んでリビングが見える配置。
これぞ中と外が曖昧なインサイドアウトサイドという考え方の配置です。





アイクラーホームに限らずアメリカの家では超常識の、
ベッドルームからつながっているバスルーム。
バスルームにはアメリカで当たり前のトイレ、洗面がワンルームになった間取り。

あと個室にも近いバスルーム。2-3部屋でシェアする感じの配置もよく見かけます。





それから、暖かいカリフォルニアなのに必ずと言っていいほど付いている暖炉。
アイクラーホームの暖炉は、家に装備されているブロックやレンガ積みで、
外壁を兼ねたものが付いています。





あと、長い廊下。最近のお家はできるだけ廊下をなくして、
空間を広く取る間取りが流行っていますが、同じ家でも違う空間への通路といったところ。



それと、ストレージ(倉庫)。
アメリカのお家ってガレージは物置きという位置づけで、車はカーポートに置くのが一般的。
洗濯機は地下にあったり、物置きにあったりして、家事部屋なるものがあります。




あとは、カーポートは屋根が付いている(家の屋根と同一)ところ。
カリフォルニアだと雨というよりは日よけかな。


そしてキッチン。キッチンはいろいろ配置があって、
今の人気のスタイルのリビングに面したキッチンがありますが、ここは少しだけ隔てがある感じ。
音や匂いを考えると、リビングとは少し距離がある方が好きです。




平面的な間取り部分の特徴は、こんな感じかな。アメリカの広いお家のプランを基に話をしているので、この後、現実的に日本サイズの広さに向き合わなければ成立しませんが、要点・特徴は押さえて再現を目指したい!です。


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