屋根はその薄い感じをキープするため、できるだけシンプルに存在感のあまりないもので、、という要望に、だとするとガルバリウム鋼板ですね。と設計士の高橋さんに進められるがまま、予算面も割とリーズナブルだったのも後押しし、ほぼ即決となりました。
色も目立たぬように、シルバー。これもほぼ即決。
内部に予算を取られるのはもともと判っていたので、
汎用品で納得できるものがあれば本当は一番です。
アイクラーホームのプロジェクト始まって以来、すんなりと進んだ屋根の材料選びでした。
でも、、、そんなすんなりと決まったものと裏腹に、屋根の施工は前代未聞の状況となりました。
屋根の形状は片流れ。
これだけ聞くとなにも起こらなそうな話なのですが、、うちは平屋です。そもそも屋根の面積が大きくなる構図に加え、アイクラーホームの特徴のひとつでもある平たさを出すために、正面からの横幅をできるだけ長くしたことで、軒も合わせると屋根の長さが一部15メートルとなりました。
当たり前ですが15mの長いものを運ぶとなると、トレーラーが必要。道路幅も気にすることになります。現場までの道のりに狭い曲がり角や急こう配の個所など、屋根屋さんが下見に来た結果。現場までは運べない、という結論が。
現場近くまで来て、あとは手運び。こんな案も出ておりましたが、屋根が折れたり他のものに当たったりすると危険。となり。。。
半分に切ってつなぐ、は、継ぎ目を作ると雨の侵入の可能性を上げてしまうためNG。結構シビアです。
そんなこんなで、最終的に現場でながーい屋根を作る。ということになりました。
では、当日の様子を。
使用する長さに切った鋼板をプレスの機械に通すと、
縁を型押しした材料が出てきました。
ガルバリウム鋼板の厚みは0.5mm程度のようで、
ふにゃふにゃする長い鋼板を5-6人で運び、
屋根の上の人は、アトリウムの大きな穴に落ちないように
長ーい鋼板を並べていきます。
翌日見に行ったら、こんな感じになっていました。
今年の6月は梅雨入り宣言後、晴れ続き。
ちょうど屋根が付いた後から本格的な梅雨空になったので、一安心しました。
今年は天気予報が気になって仕方ないです(笑)
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