2016年12月4日日曜日

(19)お金の話と土地のその後

今回は気になるお金のお話。

気に入った土地が見つかり、家への妄想は絶好調にふくらんでいますが、全てを満足させられる財力があるかと言われると、、首を横に振らざるを得ません。
実は気に入ったと言っている土地は、価格が周辺地価に比べて7割くらいのお値段だったので、なんとしてでも手に入れたい!というのが気に入った半分くらいの理由でした。

そもそも。マイホーム計画はビンテージ家具屋だから、中古住宅を購入してリノベーション。と考えていたころ、予算もそれなりで試算していました。

当初の予算として、愛知県の西尾張地区で中古住宅を1,500万円くらいで購入し、500万くらいでリノベーション。合わせてざっくり2,000万円。頭金を500万円入れて、1,500万円を住宅ローン。当初の予算はこんな感じだったでしょうか。自営業はローンが借りにくい。と聞いていたので、このくらいなら貸してくれるかな。なんて思いながら。。


そんな不安も感じながら、結局、その地域で探すのに無理を感じ始め、名古屋市内へと地域を移行しようと思ったのですが、名古屋市内。というだけで地価がアップ(当たり前)。自分たちの要望でいくと予算内の物件にはであえそうになかったのが現実でした。


で、ビンテージマンション。という選択肢を選んでみたものの、、予算云々より、どうも乗り気になれずすぐ断念。そして土地、すなわち新築。を夢見るようになりました。


ただ、すぐーにブチあたる総予算。当初の2,000万円で土地と家を購入。なんて足りるわけもなく。。。だとすると、住宅ローンをMAX借りなければ、実現は無理ということになります。できれば大金を借金するのは避けたいな、なんて当初は思っていたけれど、、

なんていうか、自分を励ます理由を、、みんなも家を建てる時30年とか借りてるし、、うちは家具屋だから住宅にお金をかけるのは仕事上も必要だし、、などと色々と考えて、


いつもお世話になっている信用金庫の担当者が別件でお店に来ていた時に、、シレーっと(内心ドキドキしながら)私たちって、仮に住宅ローンを借りるとしたらぁ、いくらくらい借りれるかしら。っと聞いてみました。


その自身のなさを察してくれたのか、信用金庫さん「わかりました。ちょっとそれとなく聞いてみます」って。今思えばそれとなく聞けるものなのか、とも思いますが、当時はその返事がとっても待ち遠しかったですね。


そして帰ってきた返事は思っていたより借りられる!ということが判明。6年程前に法人化(株式会社に)をしていたので、それが功を奏したみたいです。


ただ、、今年45歳の私たち。住宅ローンを借りるにはちと遅め。当たり前の話が意外と刺さるお金の話は色々と多く(若いということで解決できるお金の話もあるのを実感しました)、生きている仮定が短くなるので、当たり前ですが月々の返済額が高くなるんですね。だた唯一の救いは現在の金利。変動であればかなりお安く借りられます。


本格的に土地の大きさが決まったら、お願いしますね、と信用金庫さんに伝え、土地の動向を見守ります。


このころで、土地の紹介から8か月ほど経ったでしょうか。不動産屋さんからは大体2週間間隔で連絡が入っていました。
当初、1000坪ほどの400坪を文筆、さらに希望の広さで文筆で。と聞いていた話でしたが、今回の売買では文筆するだけと聞いていた残りの600坪も売り主さんから売りたい、と意向があったとのことで、そこも買い手を探すとのこと。ただそこに関しては、ハウスメーカーや工務店など業者への販売を目指して調整する。とのことで、ただただ私たちは「そうですか分かりました」と聞いている状態でした。


調整していただいている間に、家のプランを練っておこう!なんて、設計士や工務店とも話をしていおり、土地の形状が決まらないと構想も進まないので、工務店さんに(実は工務店の彼は不動産業の免許も持っている)不動産屋さんに先に測量ができないか、掛け合ってもらったりもしました。
測量の前に不動産屋が持ってきた、土地の形状のメモがこちら。不動産屋さんが適当に書いた当初の分筆案のメモ。





実は後にも先にも、不動産屋さんからいただいた資料はこれ一枚。これを基に想像は膨らましてみていた私たち。安いものには理由がある、と散々経験してきたつもりが、まんまとその安さという魔物に取りつかれ、買えもしない土地に家の夢を重ね、何度も何度も足を運んでおりました。

ただ、、話が一向に進まないので、結局住宅ローン具体的な相談もできず、時だけが過ぎていく状態がここから2年程続きます。次回は、そんな2年をつづったネガティブなブログです。




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2016年11月26日土曜日

(18)引っ越し

収穫の多かったミッドセンチュリーハウスツアーも終わり、とってもいい土地も見つかり。あとは買うための準備を進めるだけと、思っていました。不動産屋さんには土地の調整。私たちはローンやタイミングを見計らって、引越しをしてしまおうと。そのころ考えておりました。

すっかり気に入ってしまった、池の横の土地。右が池、道路を挟んで左が候補地。

ここにミッドセンチュリーの家を建てるなら、、、
「パームスプリングスの家の絵が合うね」 「そう思う」
 私たち夫婦ともロケーションと建物が綺麗に目に浮かびました。
こんな感じとか、、

 こんな感じのM(V)字、バタフライリーフ屋根のおうち♡

まだ土地の大きさもなにも決まっていない状態だったけど、土地に関する要望(広さや位置)は意外と希望は聞いてもらえそうな感じだったので、不動産屋さんに調整をしてもらっている間に、プランを固めて、土地が買えたらすぐに家を建てよう!早く住みたーい!



その頃、ビンテージ家具屋のパームスプリングスに来てくださっていたお客様を捕まえては、いい土地を見つけた話に付き合ってもらい足止め。ワクワクする気持ちが抑えられなかったのを思い出します。



ここに決めよう。娘は家を建てるために転校となるので、もう後には引けない状況になります。
強い決心をして、私たち夫婦と小1の娘はそれまで13年住んだ、平屋の賃貸を出ることにしました。若かった私たちも子供ができ、ビンテージ家具屋を始め、少し年をとり、共に過ごしたおうちです。
快適からは程遠かったけど、大好きだったおうち。

学区限定で引っ越しをしたのと、犬を飼っているため、賃貸物件を探すのも一苦労したのですが、1年程度の仮住まい、と言い聞かせ、メゾネットタイプの賃貸へと引っ越します。



家具の配達もするアストロを置く駐車場が結構傾斜していて、さらに道路が狭いので
切り返しを3回以上しなければ止められない駐車場だけど、1年のガマンガマン。


階段にカーペットが敷いてあって(たぶん消音対策)、
早々に滑って二回ほど落ちたりもしたけど、1年のガマンガマン。

エアコンをつけるかどうか迷ったけど、1年だけだからガマンガマン。
(耐え切れず簡易的なウィンドウクーラーを購入)


1階は玄関、階段、水回り、キッチン、ダイニングしかスペースがなくて、食洗器の音でテレビの音もあんまり聞こえないし、全然寛げないけど、素敵な家が建つから1年のガマンガマン。

そんな住まいにいろいろガマンをしながら、ただ心地の良い素敵なお家を夢見て、土地の動向を見守りました。


次回は、気になるお金の話です。


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2016年11月21日月曜日

(17)アメリカ西海岸ミッドセンチュリーハウス見学ツアー vol.6

最終日はロサンゼルスのシルバーレイクの高台に建つ、ミッドセンチュリーのオープンハウスへ。ちなみに、このツアー中も買付けをしながらで、この日も早朝からフリーマーケットをこなして夕方に。



話を戻して。今まで見てきたミッドセンチュリーのお家は、60年程の時が経過しています。日本ではもうボロ屋。おそらく人が住める状態の家屋は非常に少ない状況になっています。


ではなぜアメリカのお家はまだまだ住めるのか。答えは簡単。自分たちでお金をかけずに、ペンキを塗ったり、修理したり、日々のメンテナンスがものを言うんですよ。やっぱり。家への愛情が長持ちさせるんです。ハウスメーカーがメンテナンスフリーなんてことを言ってきたら、完全にNGだと私は思います。家をもっと楽しみましょうね。




また反れた。さて、、シルバーレイクのオープンハウス。
かなり急斜面に建てられていますので、鉄骨造です。


バルコニーからの眺望。

2階がリビング。

窓につけられた小さな丸の連続したブラインドが超可愛い。柱に等間隔に付けられたブラケットランプはラッパ型のビンテージ。もちろん置いてある家具もビンテージでした。


リビングと連続して、L字に配置されたダイニング。

2方向から出られるパティオ。

カウンターだったり、ダイニングテーブルだったり、パティオテーブルだったりと、
時と場合で食事をする場所を選べるようになっています。



個室の窓下にちょっと腰かけられるシェルフが付いていたり。



ここはファミリーリビング。コーナーいっぱいに作り付けのソファ。



1階は(設計)事務所と、ベッドルーム。




この家はほとんどが古い設備のままだったりですが、まだまだ現役です。
水回りのタイルが可愛いすぎでした。




こうして、買い付けも含めたミッドセンチュリーハウス見学ツアーは、瞬く間に過ぎていき帰国。この外観に、あそこの家のコーナーと、天井はこんな感じで、、と、すぐにでも実現に向けて設計をしていきたい!と設計士さんと話しながら、妄想は膨らみっぱなしでした。いやー楽しみ楽しみ。

次回、土地を買う気満々で、フライング気味でしたが引越しを決意します。


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2016年11月16日水曜日

(16)アメリカ西海岸ミッドセンチュリーハウス見学ツアー vol.5


ノイトラハウスを後にして、ロス郊外にあるアイクラーホームズのコミュニティー(区画)へ。今回の旅の日程では、残念ながらアイクラーホームのオープンハウスはなかったので、途中、住人であろ中学生くらいの女子たちに、変な目でみられながら(そりゃ不審者に見えるよね)、住宅街を車でウロウロしました。

水平に近い屋根勾配と高窓が通りからの外観の特徴。

家がのびのびとしていて、それでいて外壁はアースカラーで落ち着いていて、

ビビットなドアカラーがアクセサリーのようにワンポイントになっています。

家の中もさぞかし、、気持ちいい空間なんだろうな。

屋根がフラットなので、低く見える。

屋根を支える梁が直接見えているのも特徴。

芝生も綺麗だなー。ちなみに治安のよい地域では、家の前は半パブリックスペース。という認識があり、手入れをしておかないと近所に通報されるとか。手が行き届いていると防犯になりますね。


平屋だから木が高く感じるのか、木が高いから家が低く見えるのか。


もー、、住みたい。 


と、小一時間ほど堪能してまいりました。さて、次回は最終回の結局6回目。シルバーレイクの高台に建つお家のオープンハウスに行ってきましたので、そのレポートです。


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2016年11月13日日曜日

(15)アメリカ西海岸ミッドセンチュリーハウス見学ツアー vol.4

ミッドセンチュリーハウスの旅も折り返しとなりました。
ロサンゼルスに戻り、今日は建築家リチャード・ノイトラが設計した「V・D・L・リサーチハウス」の見学です。こちらは有料ですが予約なしで見学できます。


鉄骨造ならではの開口にガラスの規則的な連続が美しい外観。


建物右側の大きなルーバーは自動で動くようになっていて、個室側の光や視線を遮る役目です。


建物に一旦入って大きな木のある中庭へ。向こう側に離れがありました。

裏側の建物外観。

1階はグランドピアノが置いてある部屋とミニキッチン、シャワールームがあり、メインは2階。目の前はシルバーレイクの大きな公園で、この眺めを意識した設計になっているのがよくわかります。こちらがリビングルーム。腰壁には本棚がずらりと設置され、ソファに座ると木の緑と空が見える角度に計算されています。

ダイニングテーブルはありませんでしたが、突板の壁がダイニングスペース。
こちらもチェアに座ると木の緑と空が見える角度に。

ダイニングから低めに撮ってみました。

ガラスが多用されていますが学校のように腰壁と上部ガラスという配分で、スケスケ感がないのが、意外でした。

こちらはキッチン。さほど大きくなく作業がしやすそうなキッチンも、同じく高窓に囲まれて緑と空が見えます。

二層シンク。食洗器を使うのであれば二層が断然便利です。

キッチンの角に配膳窓のような、人は通れないドアが付いていました。ユニークですね。

ここは個室の一室。ビジネスホテルのような6畳ほどの空間に、作り付けの家具。かなりコンパクトな作りでした。反対側にあるデスクの前一面に大きなミラーが貼ってあり、意外と狭くは感じませんでした。

半外の3階への階段。

3階には部屋はなく、シルバーレイクを眺めるルーフバルコニーとサンルームのみの空間。

そこにも大きなミラーが付けられていて、公園の中に家があるようにも感じられる仕掛けがされていました。




ロサンゼルス(大都会)のダウンタウンから30分程度の立地なので、横と裏側(キッチン側)には住宅が並んでいます。にもかかわらず、ほとんどその気配を感じない窓とミラーの使い方は脱帽です。
ノイトラの設計した建築は他にも多数残されています。どの建築も現代に通ずるモダンの原点があり、古さをちっとも感じさせない素敵な建物です。いやーモデルハウスでマネしたい要素がいっぱいあるある!

すっかりノイトラに魅了されつつ、その後近くのアイクラーホームの住宅地へ。

次回、外観のみざっと。



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